カオスドラゴンデッキ解説その1
■はじめに
今回はここ最近調整しているデッキの解説です。
デッキ名こそ【カオスドラゴン】としていますが、既存のカオスドラゴンの構築とは違う部分があり、プレイングにも違いが出てくることから今回デッキ構築解説及びプレイングについてを記事にしようと思いました。



■サンプルデッキ(12.10.28)
モンスター(26枚)
冥府の使者ゴーズ
魔界発現世行きデスガイド×2枚
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン
ライトロード・マジシャン ライラ×3枚
ライトロード・ハンター ライコウ×3枚
ライトパルサー・ドラゴン×3枚
トラゴエディア×2枚
デブリ・ドラゴン×2枚
ダーク・アームド・ドラゴン
クリッター
カオス・ソルジャー -開闢の使者-
カオス・ソーサラー
カードガンナー×2枚
エフェクト・ヴェーラー×3枚

魔法(9枚)
大嵐
死者蘇生
光の援軍
ソーラー・エクスチェンジ×3枚
サイクロン×3枚

罠(5枚)
激流葬×2枚
リビングデッドの呼び声×3枚

エクストラデッキ
C(チェーン)・ドラゴン
No.17 リバイス・ドラゴン
No.20 蟻岩土ブリリアント
オリエント・ドラゴン
キメラテック・フォートレス・ドラゴン×2枚
セイクリッド・トレミスM7
トライデント・ドラギオン
ブラック・ローズ・ドラゴン
虚空海竜リヴァイエール
交響魔人マエストローク
迅雷の騎士ガイアドラグーン
聖刻龍王-アトゥムス
発条機雷ゼンマイン
竜魔人 クィーンドラグーン



■概要
高い打点や高性能な除去性能を持つ優秀な下級モンスター群で場面を整えつつ墓地を肥やし、相手の妨害が薄くなった所に各種特殊召喚モンスターを送り出しゲームを決めていくのが基本プランです。
1ターンに1度の召喚権に縛られず高打点モンスターを特殊召喚をしていけるのがこのデッキの強みで、下級モンスターで罠を踏み、上級モンスターでゲームエンドを目指して行く事が可能になっています。
また安定性を失わない様、可能な限りの初動を安定させる下級モンスター、手札・場・墓地を最大限利用できるギミックを投入し悪い方向への”ブレ”を減らす工夫をしました。


■デッキを支える構造とそのギミック
各地の大会で名前を見るカオスドラゴン。
皆さんが良く知る構築は基本的に以下の様な特徴を持つものになるでしょう。
・妨害罠は無し
・妨害は《トラゴエディア》《冥府の使者ゴーズ》《エフェクト・ヴェーラー》《増殖するG》のみ
・足りない札は《封印の黄金櫃》でサーチ
この様なデッキ構築は非常に危険で、手札の質によって挙動が非常に不安定でばらつきのあるものになってしまいがちです(この辺の問題点については細かく書いていくとこの記事の趣旨とは外れるので割愛しますが)。

この挙動の不安定さを解消するために、今回の構築では構造的な安定化を図り、以下の様なギミックを採用しました。

ライトロード・マジシャン ライラ×3枚
ライトロード・ハンター ライコウ×3枚
ソーラー・エクスチェンジ×3枚
リビングデッドの呼び声×3枚
激流葬×2枚

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▼《ライトロード・マジシャン ライラ》《ライトロード・ハンター ライコウ》
相手の罠カードに触ることができるライトロードモンスター2種類をフル投入することで、ゲームメイクの基本である「下級で相手の罠を削る」という行動を行いやすくし、また初動として使用出来る下級モンスターの数の底上げを狙っています。
この2種類のカードは単体で場のカードに干渉しつつ墓地を肥やしてくれ、手札に握っているだけで後述する《ソーラー・エクスチェンジ》や《ライトパルサー・ドラゴン》のコストとして活かす事ができ、墓地に落ちてもカオスモンスターの召喚コスト、《デブリ・ドラゴン》のシンクロ素材としての使用、《リビングデッドの呼び声》を《サイクロン》に変換してくれたりと、手札・場・墓地のどこにあっても非常に優秀な働きを見せてくれます。

しかしながら2種類合計6枚という数を採用していて、これらのカード以外にも《カードガンナー》《魔界発現世行きデスガイド》等の初動を支えるカードは存在しているわけですから、1ターンに1度しかない召喚権の都合上、手札で下級モンスターを複数枚握って浮いてしまうという事が起こりえます。
当然、召喚条件も揃っていない状況で上級モンスターばかり握っているのと比べたらまだマシなのですが、この様な手札の場合は挙動が遅くなってしまいがち。

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▼《ソーラー・エクスチェンジ》
そのような状況を解消してくれるのが《ソーラー・エクスチェンジ》です。
このカードを発動することで2枚のドローを行いつつ、手札のライトロードモンスター、及び2枚のデッキトップを墓地に送り込む事ができ、実に計5枚ものカードをリソースとして見ていくことができるので、非常に優秀な1枚です。
仮に墓地に送ったカードが2枚とも魔法・罠だったとしても、ライトロードモンスターを落としながら2枚ドローしたというだけで、《ライトロード・ハンター ライコウ》を落としていた場合、その2枚のドローしたカードが《デブリ・ドラゴン》であれば即レベル6シンクロのできるカードとして活きますし、《ライトロード・マジシャン ライラ》を落としていた場合、《リビングデッドの呼び声》を《サイクロン》の様に使用出来るようになります。
当然闇属性モンスターが落ちてくれていたらその時点でデッキ内のカオスモンスターが全て活きますので、発動することで後続のドローカードが活きる率が向上してくれるのは間違いなく、このカードを発動することで得られるメリットはとても大きなものになります。

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▼《リビングデッドの呼び声》
ではデッキに6枚のライトロードに対して《ソーラー・エクスチェンジ》が3枚だけではこのカード自体が腐ってしまうのではないか?と疑問符を浮かべる方も多いと思います。
この問題の解消にも繋がるのが《リビングデッドの呼び声》の存在です。
デッキの構造的に墓地を肥やすカードが大量に投入されている他、《魔界発現世行きデスガイド》の採用により《クリッター》が墓地に落ちやすい関係上、この《クリッター》を《リビングデッドの呼び声》による蘇生でサーチ効果を自発的に狙いやすくなっています。
その為、手札に《ソーラー・エクスチェンジ》を握っていて他にライトロードモンスターを握っていない場合は、《クリッター》のサーチ対象を《ライトロード・ハンター ライコウ》にすることで有効札にすることが可能となります。
この構築における《リビングデッドの呼び声》はギミックを円滑にするためにも活躍してくれるカードであり、前述した《クリッター》の使い回しによる動作の安定化の他に、《カードガンナー》を蘇生し墓地肥やし兼ドローを狙う、《ライトロード・マジシャン ライラ》を蘇生し相手の魔法・罠を除去する他、純粋に蘇生制限の無い高打点モンスターである《トラゴエディア》《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》や、正規召喚した後に墓地へ落ちた《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》を蘇生して火力として使う等の使い方があります。

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▼《激流葬》
また、この《リビングデッドの呼び声》を採用することで更に活きるのが《激流葬》です。
例えばこちらの墓地に《クリッター》や《カードガンナー》、もしくは《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》と《ライトパルサー・ドラゴン》が落ちている場合に、こちらが罠を1枚セットしているとします。
相手は手札に《サイクロン》を握っていますが、相手の視点で見た場合、この《サイクロン》をどのタイミングで発動すべきか。
セットカードが《激流葬》であると想定する場合、仕掛ける前にこの脅威を排除すべく《サイクロン》を先打ちしたい。
しかしこのカードが《リビングデッドの呼び声》の場合、先に《サイクロン》を発動してしまうとチェーン発動され、《クリッター》《カードガンナー》《ライトパルサー・ドラゴン》の効果を使われてしまう。
つまり、このセットカードが《リビングデッドの呼び声》と《激流葬》の2択になるというだけで相手の安易なプレイングを許さない2択になりますし、また相手がミスをした場合そのままそれが勝因になるほどのアドバンテージを発生させる可能性にもなります。

このデッキにおいては《クリッター》《カードガンナー》、墓地や場に《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が存在する場合の《ライトパルサー・ドラゴン》の他、効果を発動した後の表側守備表示《ライトロード・マジシャン ライラ》、エクシーズ素材の残っている《発条機雷ゼンマイン》等、自らの《激流葬》で破壊されても構わないカードが多く、その面でもこのデッキの《激流葬》は非常にマッチした1枚と言えます。



これらのカードが全て互いにデッキのギミックとしてシナジーしつつ、ドロー、サーチ、除去を行える構造になった結果、柔軟性と安定した動きを獲得することができました。
以上がこのデッキ構築における安定感を支える構造・ギミックです。
11/04 20:00 | 遊戯王事務局回答/考察 | CM:0 | TB:0
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