蛇物語。
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前回使用したコチラのデッキの採用カード1枚1枚の役割及び、採用しなかった札についてのメモ。
まずは採用した札について。 ■メインデッキ40枚 【モンスター20枚】 2《E・HERO プリズマー》 主におろかな埋葬+剣闘獣ベストロウリィの役割を果たしてくれる札。このデッキの主要ギミックの1つ。 場に剣闘獣が1匹居る状況でこのカードを追加すればガイザレス→ヘラクレイノスの展開まで望め、このカード+スレイブタイガーからガイザレスまで望めるため、攻めている時でも返し要素としても重要な立ち位置。 2《剣闘獣ラクエル》 1《剣闘獣ベストロウリィ》 1《剣闘獣ダリウス》 2《剣闘獣エクイテ》 1《剣闘獣ホプロムス》 1《剣闘獣サムニテ》 1《剣闘獣レティアリィ》 1《剣闘獣ムルミロ》 必要枠。ホプロムスもレティアリィも活躍しました。 ラクエルが2なのはプリズマーとの兼ね合い。エクイテが2なのはゴッドバードアタックとの兼ね合い。 1《レスキューキャット》 1《X-セイバー エアベルン》 3《スレイブタイガー》 1《スレイブ・エイプ》 猫のセット枠。元々このスペースは必須ではありませんが、プリズマーを軸に捉えるとスレイブタイガーは多く採用しておきたく、スレイブタイガーを積むのであればレスキューキャットまで積んだ方が爆発力向上にもなり、結果としてバランスの良さにつながると思われます。 2《D.D.クロウ》 インフェルニティ、魔轟神、ヴァーユブリザードへの対策札として。 有利状況で引けば詰めの札になりますし、このカードを採用することで最強の汎用除去であるゴッドバードアタックを無理なく積むことが出来ますね。 逆に、ゴッドバードアタックを積まないのであれば、このカードよりライオウなりピン除去札なりを積んだ方が安定はしそうな枠でもあります。 【魔法6枚】 1《大嵐》 1《大寒波》 1《サイクロン》 3《月の書》 安定枠。大寒波はこのデッキでも最大の爆発補助剤ですね。 ちなみに、某有名CS1位のものでは月の書2の幽閉2構築でしたが、直接的なアドバンテージよりもテンポや柔軟性を重視して月の書3の幽閉1構築にしてあります。 つまり、スターダストドラゴンに圧敗ですw 【罠14枚】 2《奈落の落とし穴》 1《聖なるバリア-ミラーフォース-》 1《次元幽閉》 安定除去枠。召喚反応2枚に攻撃反応2枚。 1《神の宣告》 罠型では必須レベル。有利状況でこれがあるのと無いのでは安心感のレベルが段違いですね。 3《剣闘獣の戦車》 初手でダブったりして事故るリスクよりも、初手で持っておける確率の向上を狙った3枚構築。 このデッキのモンスターのほとんどが剣闘獣と名のついたモンスターもしくは剣闘獣を特殊召喚するものであるため、とりあえず引いたモンスターを出して、かつ維持できれば発動機会はあるはず。 ライオウ等の環境メタモンスター等を採用する場合はリスク的に考えて減らした方が無難でしょう。 2《ゴッドバードアタック》 このデッキにおける最大のネックは、打点の高いモンスターと王宮の弾圧やライオウと言った特殊召喚封じ。 地砕きでは前者は解決できますが後者は解決できず、砂塵ではその逆になる。そんな時の超汎用と言えばゴッドバードアタックさんでした。 と言うわけで、エクイテ増量+DDクロウ採用とセットでの採用です。これを抜くのであれば前記したものも同時に抜けるかなと。 2《スターライト・ロード》 弾圧を採用していない罠型では必要な枠かなと。存在がひたすらに強い。 2《トラップ・スタン》 相手の魔法罠除去をできるモンスターが存在する罠型、つまりガイザレスやベストロウリィの存在を考慮すると、砂塵の大竜巻よりは、後出し除去が可能なこちらを優先したいところ。 上手くいけば、相手の罠をこのカードと1:1交換させつつ、そのターン安全に好き放題に暴れまわり、バトルフェイズ終了時にベストロウリィでもう1枚の罠を割る、といった芸当も可能なので。 採用しなかった札について。 《ライオウ》 現環境のメタカードとして非常に優秀な頼れるモンスター。 とりあえず召喚するだけでも普通に強く、できればどんなデッキにでもねじ込んでおきたいところではあります。 しかしながらこの猫剣の場合、メインデッキのコンセプトが、ガイザレスやゴドバでとにかく相手の場を除去して殴るという至ってシンプルなものであり、同時にそのコンセプトのためには召喚権は可能な限り剣闘獣の動きに使用していかないといけない為、除外に。代わりにといっては何ですが、DDクロウを採用しました。 《剣闘訓練所》 このカード単体では、1800打点確保or2100守備確保orベストロウリィサーチという行動しかできず、攻めることにおいてはプリズマーが強化版訓練所とほぼ同義であるため、スペースの問題上外しました。 また、レティアリィや2枚目のエクイテ等、必要な剣闘獣が多いため、元々スペースが無い状態ではありますし、流行りのライオウの存在も不採用の理由の一つです。 《地砕き》 最高の打点否定札。打点の高いモンスターが1枚居るだけで動けなくなる可能性のあるこのデッキにおいては、可能な限り単体除去は積んでおきたいところ。 本来は欲しいけどスペースが足りなかった札。 このデッキでは、代わりに3枚あるスレイブタイガーさんが効果でムルミロなりガイザレスまで引っ張ってきたりして擬似地砕きをしています。 《砂塵の大竜巻》 世にも恐ろしい王宮の弾圧を割ってくれる札。その他にも、インフェルニティガンや黒い旋風等、今主流のデッキのキーカードとなる永続をものの見事に割ってくれます。強い。 ですが、剣闘獣においては後ろを割ったとしても前に居るモンスターの打点を解決できなければただの紙となりますし、トラップスタンの方がデッキとの相性は良いんじゃないかということで不採用にしました。 また、地砕きと砂塵の大竜巻の2種を兼ねる意味で、代わりにゴッドバードアタックを採用しています。 ・総評 プリズマーギミック、猫ギミック、ゴッドバードアタックギミックを積め込んでいるので、ぎりぎりでデッキバランスが保たれているメインデッキ。 採用したいけどできなかったカードにも、それなりの意味がありますね。 2枚以上が上手く噛みあわないと動けないけれど、うまいこと咬み合ってくれるとぶんぶん回ってアドをとりますし、この構築でならそれが起こりやすい絶妙のバランスが取れていると思います。 しかしこの3種のギミックを取り入れている限り、他の強い札を入れるスペースが無いわけで、もっと変化をつけるのであれば何かを切り捨てるしか無いようです。 剣闘獣というデッキジャンル自体、調整次第で色んなギミックを仕込めるので、さらなる事故率低下&パワーアップを狙えるギミックの組み合わせを模索することが、デッキの進化にもなりそうですね。 ・ちなみに モンスター20枚と多く感じますが、実際はスレイブタイガーやDDクロウ等の”オレンジ色してる魔法カード”が積まれていたり、普通剣闘獣デッキに入っている剣闘訓練所が入っていないため、実質場で戦闘してくれるモンスターの数を考えるとそんなに多い枚数でもなかったり。 * コメント *
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